カフェを飛び出して拠点を作ろう

外出先できちんと仕事ができる場所を探すとなると、簡単ではありません。もちろん単に作業をするだけであれば、世界中のほぼすべての都市で何らかの場所が見つかります。たとえば図書館、ハンバーガーショップ、地元のカフェなどです。短時間であればお金の節約にもなります。仕事を終えて達成感に浸る瞬間も嬉しいものです。しかしこうした働き方を繰り返すうちに、大きな間違いに気付くでしょう。

コーヒーの価値とコスト

理由は簡単です。デメリットがメリットを上回っているからです。しかも、大幅に。まず、カフェで仕事をすることが必ずしも「お得」ではない、という点です。こうした場所では、お金を払って何かを注文しなければ席で仕事を続けることはできません。日常的に利用する場合は、毎日夕方までコーヒーやハンバーガーを頼まなければいけません。つまり飲み物や食べ物の価格には、場所代が入っているということです。料金は様々ですが、繰り返し注文し続けた場合のコストは決して安いものではありません。結局のところ、本当に必要なコーヒーや食事以上のものを注文してしまうのです。では無料で使える図書館はどうでしょうか?実は図書館には、お金以外に様々な問題が潜んでいます。

生産性の敵

2番目のポイントは生産性です。集中を乱す要素が多い図書館では、生産性が下がってしまいます。その原因は、ほかの利用者たちにあります。常に人が出入りし、子どもたちの集団や泣き叫ぶ乳幼児。エアコンや暖房が効きすぎていたり、逆に効いていなかったりと、生産性を妨げる要素を挙げればきりがありません。特に大事な仕事に集中しなければならないとき、こうした環境は致命的です。もし電話での商談や連絡が伴う場合、最悪の事態も覚悟しておくべきでしょう。

アンテナ争奪戦

こうした問題に士気をくじかれない人の場合、図書館で仕事をするのもよいでしょう。不安定なWi-Fiで、アンテナアイコンがまったく立たない。あるいは、アンテナアイコンが表示されるのにまったく接続されない。こうした場所でも仕事ができるという人は、Wi-Fiがなくてもやっていける職種でしょう。残念ながら、業務をスムーズに進められる速度のWi-Fiを公共施設で利用することはまったくできないか、できたとしてもごく一部に限られるのが現状です。

打開策

幸運なことに、上記の問題をすべて解決できる仕事向きの場所があります。どの都市に行っても、自分の本拠地と呼べるような場所です。最初はカフェよりも高くつくかもしれませんが、環境の質が上がり、それが仕事のクオリティにもつながるはずです。貴重な時間を有効に使える、そんな場所で働くのがベストだということに気がつくはずです。美味しいコーヒーが用意されている場所(もちろん飲まなくてもかまいません)。健康的なサラダが食べられる場所。元気な小学生が走り回っていない場所。ほかにも、仕事に最適な要素がたくさんある場所で。安全性やセキュリティの問題、Wi-Fi、重要なミーティングを開催できる場所を拠点とできるメリットは絶大です。

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